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許せない思いをしたためてみる

倒れる準備はできている

許せないことがある。姉が両親に対して「自分を産み落としたのが最大の罪だ」と思っていること。この家に育ったことで子供を産むことに恐怖心があること、それに近いことをそれとなく母親に言ってしまっていることだ。

 

うちの両親は過干渉で不器用なため人様から見ると、歪な形の家族と言われる。

育った娘としてもそう思う。同じ家庭で育った姉もそう思うから変な家は変な家なんだろうとおもう。

オペきちの記憶では、小さいときはボコボコにされる姉を見て震えたり、姉と母の喧嘩に止めに入ったり、二人の喧嘩のとばっちりで姉に殴られて「絶対こいつよりでっかくなってやる!」と決意して牛乳を飲みまくったりしていたことが残ってる。二人の事は怖くて怖くて仕方なく、とても口に出して言えない罵詈雑言をノートにしたためていたこともあったっけ。

家族に対して屈折した思いを抱えていたので、カウンセリング行きはじめたころは、仕事の悩みと家族の思い出話の清算作業を並行してやっていた。向き合う努力を死ぬほどした。清算するまでに10年弱の時間がかかった。「家族に言われることは何でも受け入れなければいけない。ゆるさなければいけない」。家族に対して怒ることは悪いことだと思っていた。その思い込みを脱して「家族だからしかたない」じゃなく「家族でも許せない」という判断で一人と人として行動できるようになれたこと、結果として歪になったけれど、両親なりに全力で向き合ってくれたことに感謝できたのはカウンセリング通い始めて15年経った最近だ。他の人なら自然と理解できることが、オペきちは専門家の手を借りても15年かかってしまった。

 

姉が母に対して産み落としたことが罪と言いたくなる気持ちはわからんでもない。自分も死ぬほど時間がかかったから、一人で過去と向き合うのは辛かろうと思ったので、カウンセリングを薦めたら「自分には必要ない」と姉は言った。私はちゃんと受け止めてると。

しかし、受け止めた結果が母に「産み落としたことが罪。子供を産むのが怖い。家族を作るのが怖いから結婚できない」と伝えるなんてそれはどうかな?産み落とされたことをなじられる母の気持ちを想像できない時点で過去と向き合えてないんじゃないか。と妹として思う。

 

そんな姉へ言いたいこと

「子供の時の経験が原因で生きづらい」と解ってるなら、その経験と向き合う努力をしろ。当時の母の苦悩を推し量る努力はしろ。努力してやることやった上でそれでも「産み落とされたことが罪」と思うのなら思え。でもあんたは自分の存在と生まれたことを罪と考えて思考停止してる上に、人を断罪することで過去から逃げてるんだよ。百歩譲って、断罪したいならしたらいいよ。でも、過去と向き合えない己の弱さを母親にぶつけるな。産み落とされた後は自分の責任なんだから罪を背負うのは自分だけにしろよ。いい歳して親を巻き込むな。

同じ家庭で育った妹として言うよ。親に罪を問うことができるほど、あんたはちゃんと過去や家族と向き合ってない。あんたは逃げてる。だから周りのせいにする前にもう一度頭冷やして、遠回しでも「生んだことが罪」なんて言っていいもんかどうか考えて生きていけよ。こうみえて私は物凄くあんたに怒っているんだよ。