職業選択を誤った気がするが後戻りはできない

職業選択を誤った気がするがもう後戻りはできない。という話。

元々、人と会話するのにものすごい気力と体力を使っていた。
人と喋るときに減ってしまう気力・体力の量を極力少なくしたい。という思いが常々強かったので、回りと衝突せず目をつけられない喋り、会話術を身に付けたいという思いが一際強かった。

「会話慣れしたら話したあとに襲われる疲労感がちょっとはマシになるかも」

「芸人さんの喋りを研究して、うまい話運びの型を自分なりに見つけたら人と話すときに少しは気が楽になるかも」

「場数を踏めば慣れるかも」

こんなことばかり考えていた。生きる以上はお金を稼がなくてはいけない。人と関わらなければいけない。会話すること、喋ることに慣れないと生きていけない。よって喋ること・会話することに対する苦手意識は何としても解消しなければいけない。

そんな強迫観念から、大御所のお笑い芸人レベルで「喋ること、会話すること」について考えてきた。そうしているうちに、芸人、アナウンサー、記者など言葉を扱うプロにたいして憧れを持つようになった。
その頃には、ある程度は喋れるようになり「人と喋るのが苦手」と言っても信じてもらえないレベルで「人とうまくやれる明るい自分」を装えるようにはなっていた。当時は「装ってる」という認識はなく「私は根っこから性格が変わった」と本気で思っていた。

根っこから性格が変わったと勘違いしたオペきちは「記者とかになりたい。向いてる」と思い込み、若さと勢いで人との会話とコミュニケーション力が必要不可欠な職業を選んでついてしまった。

運よくその仕事につけて、実際にやってみたら「人間、そう簡単に気質は変わらない」事実を知り、もっとも向いてない職種を飯の種にしたなと最近思う。
苦手なことが多い仕事は、得意なことをするよりも「今までできなかったことができるようになる喜び」を感じる機会も多いから、自分としてはその分楽しみも多いけど、できなくて人に迷惑かけることも多いからやっぱキツいわ~。

が、もう後戻りできないレベルで今の職につけるように人生の舵をきってしまったので、今さら後戻りはできない。
以前受けた知能検査によると、不幸なことにオペきちは事務仕事に致命的に向いていない模様なので、仕事を鞍替えするより今やってることを習得して究める方が早いらしいのだ。

そんなこんなで、向いてないなお前と言葉や行動で暗に示されながら会社行ってます。もう折れそう。
向いてないと連呼されたとき「編集向いてないなら他の仕事を、、」と涙をグッとこらえながら言ったら「他の事はもっと向いてないから。うちの会社で言う普通のOLさんの仕事はもっと無理だから。意地でも編集にしがみつけ」と真剣に言いはなった上司の顔が頭から離れません。