画集買いました

うっとりするような美人を見たくなった。色気むんむんでエロス満載、よくも悪くも生きる活力に満ち溢れてる美人じゃなくて、つんとつついたらポキッと折れそうな、生きてるのが不思議になるような美人が見たくなった。そんなとき、私は男の人が書いた小説や絵を見ることにしている。本日は絵が見たかったので画集を買った。

池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福

池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福

うろ覚えなんだか、どっかの男性芸能人が「惚れた女はいつでも女神に見える」みたいな発言をしていたと聞いた。ここにはそんな「女神フィルター」を通して見て描いたであろう美人が沢山いる。直接あったら女として鼻持ちならない女なんだろうなー。と思うような勝ち気美人も、この人もっと美人だろうなーという人も、突き出た部分がほどよく丸くなって、どの人もほどよく色気を備えた清楚な美人に変身して絵の中に収まってる感じがいいです。理屈抜きに美しくて心が洗われます。

同時に、描いている最中「性的な生々しさ」と「性的な目でみてるそんな自分への罪悪感(小さじ一杯分)」「女の理想像」と「清楚さ、処女性」を感じ取っては打ち消し、うまいこと整えていくのに相当な葛藤があったんだろうな。と何となく絵を見て感じました。
男の人は女を見るときにここまで頭ぐるぐるさせながら「素敵だ。好みだ。美しいな」と感じて見ているのだろうか。だとしたらとっても大変そうだ。
そんな葛藤を経て完成した絵なんだな。と考えながら見ると、つつましく収まっている辺りが返って「あなたが考えている以上にもっと凄いことを考えながら絵を描いてたんです」と言われているような気がしてきて、見ていてドキドキしてしまう。
心洗われるような美しい絵には違いないんだろうけど、ちょっと刺激強かったかもしれないな