「そんな考え方もあるんだねー(*´・д・)」

オペきちは家族からほぼ毎日、頭ごなしに「お前は扱いにくくて変な奴で理解できない」と言われてきた。
変な奴と言われ続ける一方で、素の自分でいてても面白い人と認めてくれた人はいたけれど、普通にしてたら浮いてしまうことの方が圧倒的に多かったので、なるべく変と思われないような受け答えをしよう、行動をしようと自分を律し、演じて取り繕いながら生きる事の方が多かった。

そんなある日、取り繕って生きる事がなぜかできなくなってしまった。
やばい。こうしたら正解って頭ではわかるのに出来ない。このままでは浮いてしまう。叩かれてしまう。危機感と裏腹に行動は真逆を行く自分が不思議で仕方なかった。そうしているうちに心が折れて迷走した。

年を取って図太くなったのか、カウンセリングや病院に通い続けて「この性格特性は直らない」と心が理解しつつあるからなのか、最近は「出来ないものは仕方ない。それなりに理由があるはずだから、まずは理由を探ろう。凹むのはそれからでも遅くない」と思うようになった。

そう思えるようになったのは、頭ごなしに「変だ」という人と接する機会が減って、ちゃんと自分の考えに耳を傾けてくれる人に会って、自分の話をする時間も増えて、自分で改めて「本当に変なのかな」と考える時間が増えたってのもあるかもしれない。

話を聞いてくれる人に会えたお陰で、自分と違う考えに出合った時、人に対しても自分に対しても「それは違う。変だよ」と頭ごなしに否定せず、一拍おいて考えた上で「そんな考え方もあるんだねー(*´・д・)」と言える余裕が出てきた。

「そんな考え方もあるんだねー(*´・д・)」と心のなかで言うだけで、気持ちが大分落ち着く。不思議。まるで呪文だな。