矛盾

「必要最低限のこと以外は話したくないし、人との会話も極力避けたい。人付き合いで気を揉むストレスよりも、一人で孤独感と戦う方がまだ耐えられる気がする」

集団生活を余儀なくされる幼稚園くらいから高校までは、心の底からそう思っていた。
友達は「まー、いたら楽しいけどいなくてもそれなりに楽しい。今の時代、一人でも楽しめる娯楽なんて腐るほどあるし勉強も普通に一人でできるから、無理して作ることないんじゃね?」と思っていた。

しかしながら、こういう考えはえてして気持ち悪がられるか変人扱いされる。それだけならまだしも、運が悪かったら標的にされることもあるので
このスタンスを押し通してそれなりに世の中を生きようとすると、狙い撃ちされない程度の危機管理能力と、なめられない程度のコミュニケーション能力が必要になる。ということが分かった。

「皆の輪に溶け込みたい」より「己が安心できる『ぼっち空間、ぼっちポジション』を守りたい」という強い思いはなかなか理解されない。
回りの人に、私には一人の空間が必要だ。こんな人間もいるんだ。ということを分かって貰いたいがために、コミュニケーションを取る必要に迫られる。という矛盾した状況になった。

そんな経験から、どう生きようがコミュ力は必要である。と痛感。
それからは、コミュニケーション力のある人に対してどうしようもない憧れと劣等感に苛まれ、なんか色々とこじらせてしまって今に至ります。