てっぺきのそとづら

発達障害という概念もなかった子供の時の話。

断片の記憶だが「頑固」「なに考えているか解らないから頭の中を叩き割ってみたい」「そんなこと考えんでいい」「変な子」と言われ続けてた子供の時の話。

キーキー言われるのも嫌で、変と言われるのも嫌で、ふっかけられた喧嘩をスルーするのも疲れた頃、
「考えを曲げず、回りにキーキー言われないために馴染む努力をしよう」と決意。
回りに愛されている人気者やタレントさんの立ち居振舞い、芸能人(当時参考にした人は上沼恵美子さん)の喋りを研究し、絶対に誰も敵に回さず回りに馴染むことに特化した「鉄壁の外面マニュアル」を作って対応した。
今は気持ち的に無理してるけど、長くやっていれば、この鉄壁の外面がいつか血肉になり、私の性格の一部になる。
と固く信じていたが、この鉄壁の外面が完全に私の中に馴染むことはなかった、、。

正解が解ってるのに、その通りに振る舞うことがどうしてもできなくて焦った高校時代、罪悪感にさいなまれたこともあったわー。そしてその罪悪感は消えない。

鉄壁の外面である程度凌いだ過去の自分の努力を考えると、ものすごくためらうものがあるけれど、気持ちの動きとしては、その鉄壁の外面を使わずに、何とか上手く生きる方法はないかと探し始めてる自分がいる。

理由はよく解らないけれど、人生の半分以上をかけて、頑張って作った鉄壁の外面を、今、自分の手で叩き割ろうとしてる。
その仮面を必死で作った子供の時の自分の必死さを思うと、なんだか裏切ってしまうようでとても申し訳ない気持ちになって、迷ってしまう。
そして思考が空回りして、疲れてしまう。最近はその繰り返しだ。