本を読んだ雑感。その1

診断下ってから「とにかく本を読め」ときつく言われているので、売れているものからエッセイもの、お医者さんの解説書、支援者の人や当事者の人が書いたものなどなど、手当たり次第読んでみた。

売れ筋の本を一通り読んで、店頭に並んでいる本は、よく売れるように多数派を狙って書かれている本が多いなーと思った。

まー、それは当然だろーねー。当事者をターゲットにするより、「発達障害かもしれない」と思ってる人や、周囲にそんな人がいて困っている人をターゲットにした方が本は売れるだろうから。(´・ω・`)
私が本を作る立場でもそうする。

あと、「こういう不適切な振る舞いのときはこう指摘したらいい」「こんなことができない」「脳の仕組み上、こんなことが理解できない」という文言が多いこと、多いこと。
この沢山書かれているうちの「できない」ポイントは「陥りがちなすれ違いポイント」って言葉で説明した方がしっくりくるんじゃね?と思うような記述は結構あった。

次によくあるのが「これでウチ上手く行ってます!」「うちの人は○○です」系。これはケーススタディとして参考になることは少しはある。
だが一言、すごく言いたいことがある。これは私個人の見解なので、それを了解してもらいたい。心がせまいと言われるのを承知であえて言う。

発達障害の人を、宇宙人に例えるのは止めよう。

人間ですから。普通に人間ですから。てか、いくら本人が自分でそう言っていても、そもそも目の前の人を宇宙人扱いするその行動自体、失礼でしょ!!と思うのは私だけかしらねー。そこんとこが、個人的にすごく引っ掛かります。

でも。わかるよ「宇宙人と分かりあう」って考えた方が気は楽になるし、求めることのハードルも下がるだろうけどさー、、。と、本を読んで思わず考えた私。

とりあえず解ったことは「発達障害の本で売れ筋の雑誌や本は、そのまま自分に対する世間の目を反映したものだ」ということ。
逆に謂えば、その本で繰り返し取り上げられている不審な言動や宇宙人扱いされるポイントを押さえてやり過ごせば、社会でそれなりに心地よく暮らせるってことだ。
売れ筋の本は、社会で無難にやっていくための攻略本だと思って読み流すくらいが、ちょうど良いかもしれない。